1. 情 報  ネギ食害のハエ、新たな系統初確認


兵庫県病害虫防除所(加西市)はこのほど、ネギの葉を食べる「ネギハモグリバエ」の新たな系統を県 内で初確認したとして、発生予察特殊報を出した。
従来の系統よりも食害の範囲が広く、収量減につながる恐れがあるとしている。 加西市内の畑で昨年11月に確認した個体を遺伝子解析で特定。従来の系統は葉に白い筋が生じて出荷 時の品質に影響する程度だったが、新系統は広い範囲を食害し、白く変色して成長を鈍らせるという。食害を与えるのは幼虫で、同所は、全県域でネギ畑の点検や発見時の薬剤使用を呼び掛けている。 国内では4年前に京都府で初確認。昨年、大阪や鳥取など15都府県に広がった。 (2020/03/20 神戸新聞)

 

2. 情 報  放し飼いの飼い猫、野生生物に深刻な被害


室内で飼育されていない飼い猫は、小鳥やウサギ、リスなどの野生 生物に予想以上の被害を生じさせているという研究結果が、このほど学会誌に発表された。
放し飼いの飼い猫の方が、同程度の大きさの野生の捕食動物に比べて殺す獲物の数が多く、野生生物に与える影響は2~10倍大きいと 研究チームは指摘している。 研究チームは世界6カ国で放し飼いにされている飼い猫925匹に GPS装置を取り付けて行動範囲を調べるとともに、米国と英国、オーストラリア、ニュージーランドでは捕まえて持ち帰った獲物を調査した。調査の結果、飼い猫の行動範囲は平均で飼い主の家から100メー トル程度に限られていて、野生生物の被害は特定の地域に集中していることが判明。「飼い猫は餌を与えられているので、1日当たりに殺す獲物の数は野生の捕食動物よりも少ないが、行動範囲が狭いので、その地域の獲物に対して極めて集中的な影響を及ぼす」 ノースカロライナ自然科学博物館のローランド・ケイズ氏はそう指摘し、「地域によってはペットの猫の密度が異常に高く、小鳥や小型哺乳類にとってのリスクはさらに大きい」と言い添えた。 飼い猫が殺す獲物は1年間で、40ヘクタール当たり14.2匹~38.9匹。平均すると1匹当たり1カ月に約3.5匹の獲物を殺していた。これほど数が大きいのは、その地域の猫の密集度の高さに起因すると思われる。「ペットの猫は生態系に対して野生の捕食動物よりも大きな影響を与えている」と研究チー ムは指摘。 飼い猫は世界一数が多い肉食動物の一つで、最大で6億匹に上る。ただ、獲物 を殺すのは都市圏や郊外に限られるため、保護区域に生息する生物には影響は及ばない。猫を室内飼いにすれば、野生生物に対する影響を抑えられると研究チームは指摘している。(2020.03.13CNN)

 

 3. 新 商 品   業務用ゴキブリムエンダー発売


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【特徴】
・6畳あたり4プッシュするだけで有効成分が部屋全体に広がります。
・くん煙剤と違い火災報知機や、精密器などへの事前養生は不要。
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【有効成分】フェノトリン、メトフルトリン
【対象害虫】ゴキブリ、ハエ成虫、蚊成虫、トコジラミの駆除
【使用場所】小売店、飲食店など特に食品を取り扱う場所
【荷姿】容量52ml 1箱12本入
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