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ミラクンS

ドライ施工法の提言
近年、ULV等の普及により害虫防除技術は変わりつつありますが、使用される薬剤については、乳剤や油剤がほとんどです。これらは、水や有機溶媒を用いているため汚染や臭気の心配を伴い必ずしも安心して使用できる薬剤とはいえません。

ミラクンSは炭酸ガスにフェノトリンを直接溶解したまったく新しいタイプの防疫用殺虫剤です。


ミラクンSによる害虫駆除は、

フェノトリンと炭酸ガスだけの成分である特徴を生かして有効成分を超微粒子化しております。

このドライでクリーンな薬剤による害虫防除をドライ施工法と名付けました。確実な防除効果をあげるため、作業が簡便で多くの特徴を持つドライ施工を是非行ってください。

【特徴】

1.ドライでクリーンしかも短時間処理

有機溶媒や水を使用しないため、溶媒臭もせず、しかも、濡れ等による汚染がほとんどありません。薬剤効果は4時間程度の短時間処理で十分効果を発揮できます。

2.フラッシング効果と速効性に優れる

ゴキブリに対し高い追い出し効果があり、また、速効性に優れています。残効性もあり、忌避効果を発揮します。

3.拡散性が良い

超微粒子(0.3~3ミクロン)化した薬剤が隙間やクラックの深層部までいきわたります。

4.動力使用のわずらわしさを解消

薬剤そのものが強力な噴射剤であるため、他の動力は一切使用する必要がなく、いかなる場所でも施工が可能です。

5.処理が簡便である

薬剤の調合や後処理の必要もなく、作業の効率化が可能となります。

【効果・効能】
ハエ成虫、カ成虫、ゴキブリ、ノミ、トコジラミ(ナンキンムシ)、イエダニ及び屋内塵性ダニ類の駆除、追い出し、ノックダウン

【施工方法】
専用台車に容器ボンベを乗せ、投薬用のガンとボンベをホースで接続するだけで準備は完了です。
ゴキブリに対しては処理空間の容積に対し10g/㎥の割合で噴射します。噴霧後室内を密閉し4時間放置した後開放します。噴霧の際はひそみ場所を重点的に処理し、粘着テープやベイト剤を併用するとより効果的です(粘着テープやベイト剤はミラクンを施工後に設置してください)。また、飛翔害虫に対しては1g/㎥の割合で上部空間に噴霧し、30分間密閉後解放してください。
※)投薬量は、噴霧時間を目安にしてください。口径0.5mmノズルの吐出量は約410g/minです。(但し、残量が少なくなると吐出量が減少しますので、正確な投薬量は投薬前後の容器重量を測定算出してください)

【安全性】
ミラクンSは、ピレスロイド系殺虫剤フェノトリンと炭酸ガスの混合剤で、他の物は含まれていません。

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