鍛えに鍛えたアスリートが音を上げる夏場の異常気温が続いています。
緊急告知というわけではありませんが、夏場の熱対策についてです。
外気温だけでなく、夏は直射日光による熱線などもあり、車内温度がサウナ以上になります。
いくつかの痛ましいニュースが流れたのも記憶に新しいところです。
さて、殺虫剤にもハードな季節です。
以下の商品は特に注意が必要で、熱線が直接当たるような保管方法はNGです。
・エアゾール缶
熱が加わると、殺虫剤主成分と溶剤が分離をするだけでなく、缶内部の圧力が上がって、爆発することがあるようです。
例)金鳥ゴキブリ駆除剤、エヤローチP、アースジェットなど
・炭酸ガス製剤
エアゾール缶と同様、薬剤成分が分離します。
例)ミラクンシリーズ、スプレーマンなど
・ジェルベイト剤
開封使用した商品は、しっかり密栓したとしても、空気に触れている為発酵が進みます。味噌同様、ガスが出ますので防鳥爆発する事例が少なからずあります。
例)マックスフォースジェルK、アドビオンLSベイト、グローバルベイトシリーズなど
※例に挙げた商品は代表的に販売されている商品で、事故が出たわけではありません。
対策として・・・
・車内積載時間をできるだけ短くするため、1日の施工が終わったら必ず車から機材、薬剤を下す。
・積載物に断熱シート(エアパッキン付きアルミシート)をかける、断熱性のある箱(スチロールボックスやクーラーボックス)に入れる。
・特にベイト剤については原則要冷蔵商品(劣化防止の為)なので、使用しない場合は事務所冷蔵庫か冷暗所に保管、車内積載時は断熱性のある箱(スチロールボックスやクーラーボックス)+保冷剤にて保管する。
最近は7時間冷却がつづく冷却パックなども出ています。
また、扇風機で風を回すだけでも違いがあります。
暑い夏が続きます、自身のケアも含めて、外での作業には十分ご注意いただき、今年も乗り切れることをお祈りします。