1.情  報  ドローンで害獣撃退・・・音で威嚇、畑被害防ぐ


小型無人機「ドロ-ン」を使って田畑を荒らす害獣を追い払ったり、災害時に孤立した集落へ救援物資を搬送するため、東京都は国家戦略特化制度を活用し、都内の山間部や島嶼部を、実証実験のための“ドローン特区”にする方針を固めた。ドローンを飛ばす電波の周波数や出力を規制している総務省も都の要請に応じる見通し。特区になれば、操縦範囲が広がり、高画質の映像も送信できるようになる。
都の幹部は「ドローンを活用した技術が誕生すれば新たな産業の育成にもつながる。様々な用途を研究しきたい」としている。

 

2.情  報  シロアリの巣、多様性の謎解く。個体数とフェロモンが鍵(京都新聞)


シロアリが、リーダーや設計図なしで、多様な構造の巣を作るメカニズムを、京都大学農学研究科の大学院生が突き止めた。巣作りや幼虫の世話など、昆虫の複雑な集団行動の背景解明につながる。英科学誌に発表した。シロアリは木くずや土を使い、大きいと数十メートル四方の範囲で巣を作る。構造の違いは、群れの個体数や気温、材料などが一因だが、同一環境で個体数が同じ巣でも構造に違いが生じる理由を説明できなかった。
巣の構造に関わる要因を探るため、水元さんらは京都市や大津市で採取した五つの巣のシロアリを使い、実験室内で巣を作らせてパターンを解析した。実際の観察を基に、巣作りに参加するシロアリの個体数と、巣作りの情報伝達に使う「セメントフェロモン」の感受性に着目。この二つの要因を反映させたモデル式を作製し、コンピューターシミュレーションを行うと、巣の構造が再現できた。水元さんは「単純な要因の違いが、巣の構造の多様性につながる過程を再現できた。シロアリの群れごとにある『個性』の正体が分かった」と話している。

 

3. 新 商 品  バイエルより防除用医薬部外品「マックスフォースマグナム」発売!


「マックスフォースマグナム」は速効性のある殺虫薬フィプロニルを0.05%配合。
ゴキブリが好む餌成分と水分を多く配合した独自の処方により高い喫食性を持ち、一口でも十分な致死量と接触致死効果を発揮する。またフィプロニルの伝搬効果により連鎖的にゴキブリを駆除し、効果が長持ちするため新たに侵入したゴキブリにも効く。ピレスロイドや有機リン抵抗性のチャバネゴキブリだけでなく、クロゴキブリ、ワモンゴキブリにも効果を発揮する。
ベイトステーション(誤食防止容器)を設置して使用するため安全性が高く、薬剤がゴキブリに食べつくされたときの追加注入や、余ったときの容器の移動なども簡単に行える。